かつて、成毛滋(なるもしげる)というギタリストがいたんですが、彼が残したエレキギターの教則動画とも言えるものがYouTubeにあったので紹介。
これは今でも十分通用し過ぎる教則動画だと思います。解説と説明が面白いですよ。めっちゃタメになるし、なるほど~と思うことが多い。
説明の仕方が独特ですけどね。例えば、弦のことを○○番線って言ったりします。6弦なら6番線、1弦なら1番線という風に説明したり。
成毛滋はその昔、つのだ☆ひろ(ヴォーカル+ドラム)と2ピースで「Strawberry Path」というバンドを組んでいました。つのだ☆ひろで大ヒットしたメリージェーンはこの時代のものです。この時のタイトルは「Mary Jane On My Mind」となっています。下記アルバムには1曲だけ柳ジョージも参加しています。
その後は、上記に高中正義をベースとして加えて「Flied Egg」という3ピースバンドで活動していたこともあります。高中正義は本来はギタリストですが、年下であるということでベースをやらされたらしいです。
その当時のアルバムもあったので載せておきます。
こんなギタリストが70年代前半の日本にいたなんて、すごいよな~と思ったりします。プレイはジミー・ペイジやリッチー・ブラックモア的なものが多かったりしますが、これは当時流行っていたからでしょうね。
それにしても、こんな風にギターを弾けるようになるには何年かかるやら…。いや、何年かかってもできるかどうかわからないと思うくらいの技術を持っていると思います。
しかも、本人はなるべくエフェクターというものを使わずにエレキギターを真空管アンプのみで音色を出しているところもスゴイです(ワウペダルは好きっぽいけど)。よくあんなに綺麗に音がでるな~と思いますよ(ライトハンド奏法なども)。
広く知られていないのがもったいないですね。と言いつつ、私も最近知ったのですけど…。