BOSSのIR-2を買った。はじめてのアンプシミュレータ/キャビネットシミュレータ。
BOSS ( ボス ) / IR-2 Amp&Cabinet
なんで買ったかというと自宅練習のため。
本当は自宅でもチューブアンプで練習したい。
だけど昼間ならともかく、夜間はムリ。特にマンションなどの集合住宅ならなおさら。まぁ最近のマンションはそこそこ防音性がいいのもあるけれど。
まぁ自分が住んでいるところは、そういうマンションではないので夜間にチューブアンプはムリなわけです。
それでも、できるだけいい音で練習したいし、エフェクターボードも使いたい。そんな要望をかなえてくれたのがBOSS IR-2というわけです。
なので、使い方と簡単なレビューを。
IR-2の使い方はとても簡単。下記のよう接続すればOK。
ギター → エフェクター(あるなら)→ IR-2 → アンプ(もしくはヘッドホンやパソコン)
という順番。
ディレイ、リバーブなどの空間系エフェクターはIR-2のセンドリターンに接続すると綺麗に効果が出る。アンプのセンドリターンと同じ。自分もディレイとリバーブはIR-2のセンドリターンへ接続しています。
ちなみにルーパーもセンドリターンに接続するとよいかな。センドリターンに接続しておけばレコーディングした音にエフェクトがかかることはないから。
BOSS ( ボス ) / RC-5 Loop Station
夜間に練習するときはIR-2の後ろにヘッドホン端子があるので、ここにヘッドホンを指して使う。
ざっと接続はこんな感じ。
あとは使う環境によってIR-2の設定を変えてあげると最適な音になる。例えば、パソコンに接続するならIR-2の設定をLINEにするとか、ジャズコーラスのINPUTに挿すなら、その設定にする、RETURNに挿すならその設定にする、など。コンボアンプに接続する時も同じように設定できるので利用シーンに応じて設定を変えてあげるとより効果を発揮できて吉です。慣れるまでちょっと面倒だけど。
またIR-2のアンプとキャビネットはON/OFFできるので、接続したアンプヘッドを使用するならIR-2側のアンプをOFFにすると接続したアンプの音のみになる。アンプヘッド → アンプヘッド → キャビネット(スピーカー)ってなると音がごちゃごちゃしてスッキリした音にならないから、ここは注意。ただ、そうは言っても好みなので自分自身が気に入れば、そういった設定もOKだと思います。
内臓されているアンプシミュレータはどれも使えるので、歪系エフェクターを足す必要はないかも。でもあったほうが色々と使い分けできるので、自分はIR-2の前段に歪系エフェクターを接続してる。アンプは2種類を使い分けできるのがいい。クランチとオーバードライブ/ディストーションに設定しておけばリズム/リードが使い分けできる。
詳しい説明書は元々同梱されてないので、BOSSのウェブサイトからダウンロードするかウェブサイト上で表示する感じ。最近はみんなこんな感じだね。
またIR-2のアプリを使うとパソコン上でアンプ/キャビネットのON/OFFや使用するアンプの選択、別のIRデータをダウンロードしてIR-2へ取り込んだり、自分で作成したIRデータを取り込んだりもできる。自分は既存のIRデータで特に問題を感じていないので、そのまんま。
ちなみにアンビエントというつまみはリバーブなんだけど、ヘッドホンだと最大にしても効果がよくわからない。だけどスタジオでアンプに接続したら、ちゃんとリバーブとして使えた。
イコライザーの効きは割といいかな。幅広い音作りはできる。ゲインのレンジも割と広いので、アンプ毎に自分好みの音に設定できて面白い。
ちなみに設定はいじって少し待つと本体に自動で記憶される。これは便利だけど、現在の設定がどうなってるのかがわからないのが難点と言えば難点かな。まぁ今のところ困らないけれど。
ざっとこんな感じです。
最初はIR-200を買おうと思ったんだけど、高機能なのでそれなりに高価なのと、機能が豊富過ぎて、たぶん使いきれない・・・と思ったのでIR-2にした。きめ細かい設定が必要ならIR-200でもいいかも。
BOSS ( ボス ) / IR-200 AMP&CABINET PROCESSOR
IR-2は人気があるのか、全然新品で購入できない期間があったんだよね。そのときは中古で30,000円以上で取引されたりしていたけど、ようやく生産ラインが整ったのか新品で買えるようになったのでよかった。