ブルースセッションで使うエフェクター

私がここ最近、頻繁に参加しているブルースセッション。主にギターと歌で参加していますが、そこで最近考えるのが、

機材はどうするか?

ということ。お店にはほぼ楽器やアンプが揃っているので、手ぶらで参加しても全く問題ないです。ただ、せっかく自分で使っているギターがあるなら、それ使って弾きたいよね、っていう感じ。

で、アンプは気軽なセッションに持っていくのは難ありなので、なるべく好みの音を出したいときには必然的にエフェクターを使用することになるんだけど。

でもね。

持ち物はなるべく少なくしたい自分にとっては使うエフェクターも最小限にしたい。しかもブルースセッションならディレイとかコーラスとか不要。歪み系エフェクターが1個あれば十分じゃないかな、ってことで今よく使ってるのがこの2つ。

1つ目は大人気のFuzz(ファズ)、Vemuram Myriad Fuzz。ブルース系ギタリストのJosh Smith(ジョシュ・スミス)とコラボしてできたもの。


VEMURAM Myriad Fuzz

コイツがなかなか使い勝手が良い。私はファズというよりクランチ~オーバードライブ的な使い方をしています。やり方はFUZZはゼロ。FEELは最大。TONEは好み(ギターによって調整)。LEVELは音量を確認しつつ、適当に調整。

上部にあるツマミはシリコン・ゲルマニウムの量を調整するので、こちらはちょうど真ん中か、シリコンよりの調整にしておくとよいかな。シングルコイルのギターならTONEは絞り気味だとギンギンにならず、いい感じなると思う。

こうしておくと、ギター側のヴォリュームによく反応してすごく使いやすい。手元でクリーン~クランチ~オーバードライブまで行ける。

なのでファズは基本踏みっぱなしで、その時々でギター側のヴォリュームで調整するという使い方になるかな。

もう一つがこちら。マクソンのソニックディストーションSD9。


Maxon Sonic Distortion SD9

マイケル・ランドゥなど有名ミュージシャンのエフェクターボードにはこのSD9が入ってたりします。

こいつの使い方もディストーションとして使うのではなくて、クリーン〜クランチが目的。

使い方はディストーションはゼロ。トーンもゼロ。レベルは音量に合わせて適当に調整。

トーンは上げていくと10時以降になると、めちゃくちゃ薄っぺらい音になっていくので、あんまり使い物にならない笑。なので、↑の設定。ハムバッカーのギターなら多少トーンを上げてもいいかも。

これもギターのヴォリュームによく反応するので、カッティングするときにはヴォリューム絞ってクリーンにして、ソロになったらヴォリューム上げて…とやると使いやすいかな。

どちらのエフェクターも歪み量が足りないかな?と感じたらちょっとずつ足していくのがいいかも。ギターのヴォリュームを絞った時にクリーンに近い音にしたいので、そことの調整しつつ、という感じになるかな。

ということで、ブルースセッションでは上記2つのどちらかを使ってます。

もう一個。

実は自分のバンドで演奏する時には上記2つのエフェクターを繋げて使ってます。SD9が前段、fuzzが後段。セッティングは上記の通り。

こうすると2つをオンにした時にディストーションサウンドが得られ、より使い勝手が良くなるので気に入ってます。ヴォリューム絞った時にもあんまり音量が落ちずに歪み量だけが減衰していくので単体の時よりもいいかも知れない。

ブルースセッションで2つくらいならエフェクター持って行ってもいいかもな〜。