以前から気になっていたブツです。今まではアコースティックライブをやるときや、バンドでアコースティックギター、エレアコを使う時にはミキサーに直接つなぐか、DIで延長してミキサーへつないでいました。
ですが、手元でイコライザーやヴォリュームが調整できるのはこんなにも便利なものなのかと身をもって知ったのでおすすめします。
L.R.Baggs ( エルアールバックス ) / Para Acoustic D.I. アコギ用ダイレクトボックス
アコギってハウリングしやすいんですよね。サウンドホールがあるから。また、周りの周波数を拾って「ブーン」という音が出たりとか。
エレキギターでもサウンドホールがるとハウリング起こしやすいですよね。いわゆるフルアコのギブソンのES-330とか、グレッチのホワイトファルコンとか。ES-335系はセミアコでセンターに木が入っているのでフルアコモデルよりはハウリングしませんけどね。
そんな状況をこのパラアコが解消してくれます。ポイントはNOTCHのいじり方。ライブの時はこのセッティングが肝といってもいいくらい。会場によってはハウリングするポイントや位置が異なるので、毎度調整することになるためイヤでも覚えるでしょう。
と言っても難しいことはなくて、説明書通りやればなんてことはありません。簡単に言えば、最大値にして段々とつまみを絞っていく感じです。
イコライジングもできるので、スタジオなどで色々いじってみて、自分のベストを見つけられると最高に気持ちいいいですよ。自分のセッティングが見つかったら、会場によってNOTCHだけ調整すればいいと思います(場合によってミドルを調整)。
このパラアコは色んなアコースティック楽器に使えるのでおすすめです。ウクレレにピックアップ付けたり、民族楽器などにピックアップ付けた場合なんかも使えます。
ファンタム電源を供給できるなら、パラアコ本体の電池は不要です。供給出来ている時にはランプが緑色に点灯するのでわかりやすいですね。ほとんどのミキサー卓でファンタム電源を取れるので積極的に利用するとよいですね。
あまりないかもしれませんが、複数楽器を使う場合にはこんなミニミキサーがあると、楽器を変えるごとに接続しなおしたりする必要がないので非常に便利かと思います。ライブステージでは楽器を持ち変える転回などの時間がもったいないし、時間との勝負になることが多いので必需品になる人もいると思います。ミキサー卓 ← パラアコ ← ミニミキサー ← 楽器の順で接続します。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / MX400 MICROMIX 4chラインミキサー
これは余談になりますが、レコーディングなんかで、バンドメンバー全員がリアルタイムでヘッドホンを使用する場合にはこんなヘッドホンアンプがあるといいですね。
BEHRINGER ( ベリンガー ) / HA400 Microamp ヘッドホンアンプ
ヘッドホンアンプは以前、自主レコーディングしたときに大変役立ちました。レコーディングだと最初にガイドとして全員の演奏を録音したりするし、一発録りするバンドなら重宝するかと思います。