スタジオやライブでの楽器の音量

スタジオでバンド練習するときに大切なのが音量のバランス。各楽器の音量とヴォーカルの音量のバランスを取るのがすごく大事です。

私がよくやっていたのはヴォーカルが最も歌いやすいように各楽器を合わせていくやり方。

順番としては…

ヴォーカル

ドラム

エレキ系(ギター、ベース、キーボード)

といった感じで合わせていました。

管楽器などが入ればエレキ系の前に入れます。

エレキは音量はどうにでもなりますからね。

電気を通さない楽器に音量を合わせて行くとバランスが取りやすいです。

ヴォーカルマイクも電気ですが、大きすぎるとハウリングするし、ギターアンプなどに比べたら限界点が低いですから。

よくギターやベースがやたらデカくてヴォーカルががなり立てないと聴こえないなんて状況はみんなが下手になるのでやめたほうがいいです。

しかも音量のバランスが悪いと、せっかくの楽曲を殺してしまうという弊害もありますから。

はっきり言って百害あって一利なし。

そのギターやベース担当に進言したほうがいいです。

それでも聞かなかったらそんなバンドからは脱退したほうがいいでしょう。そんなバンドで活動していっても、ストレスが溜まるだけだからです。

ギターやベースが良く聞こえない場合にはアンプスタンドなどで自分の耳に届くように工夫すれば解決します。

アンプスタンド ULTIMATE ( アルティメイト ) / AMP-150
アンプスタンド ULTIMATE ( アルティメイト ) / AMP-150
ギターアンプだとツインリバーブにはアンプの両サイドにアンプを傾けられるアタッチメントが付いているので利用するとよいでしょう。

ライブステージでのアプローチも同様でヴォーカルが一番歌いやすい音量に各楽器のバランスを合わせ行くとやりやすいです。

最初に中音(ステージ上だけで聞こえる音)で音量を合わせて、その後に聞きづらい楽器や音があれば都度モニターから音を返してもらうようにするとバランスが取りやすいし、無駄に大音量を出さなくても各人が各楽器の音やヴォーカルが聞き取りやすくなります。