ギターの指板は定期的にメンテナンスすると長持ちするし見た目も綺麗になる。なので、ギターの弦を張り替えるタイミングでやる時もあればやらない時もあるという感じ…。汚れが目立ってきたらやるかな。
↓はメンテナンス後の指板。ビフォーアフターやりたかったんだけど、ビフォーの写真を撮るの忘れてしまった…。
ビフォーはどうだったかと言うと、手あかが付いて指の形に汚れが付いてしまっており、しかもそれが白くなっていて見た目にもよろしくない感じ。まるで清潔感が感じられないという状況。
こういった汚れは下手に指などで擦ったりすると指板の木を痛めるのでNG。
じゃどうやるのか?ってことなんだけど、私がいつもやるのはレモンオイルを使用したメンテナンス。
レモンオイルを使うメリットは指板の汚れ落としと保湿が同時にできること。手間がかからなくて大変良い。揮発性なのでベタベタせずに直ぐに乾くのも良い。
メンテナンスのコツとしては汚れ落としで使うクロスと仕上げで乾拭きするクロスは別にすること。乾拭きする理由は余計な油を指板に残さないため。
しっかり保湿力する場合はオレンジオイルの方が良いね。ただベタつくので、一晩置いてから再度乾拭きして弦を張るって感じになるかな。ちょっと時間がかかるけど、大切なギターのためならやらない手はない。
ちなみにクロスなどを水に濡らして指板の汚れを落とすのはよろしくない。なぜなら指板に余計な水分を吸い込ませてしまうから。下手すると指板の形が変わったり、フレットが浮いてきてしまったりしてトラブルの原因になるのでやらないのが吉。
私が指板の汚れ落としや保湿で使ってるレモンオイルはこちら。
Freedom Custom Guitar ( フリーダムカスタムギターリサーチ ) / SP-P-11 Lemon Oil
しっかり保湿するならオレンジオイルがおすすめ。
どちらも高価なものでもないし、頻繁に使用するものでもないから両方持っておくと役に立つと思います。
使い分けとしては弦張替えのタイミングでレモンオイルを使って汚れ落としと保湿、半年~1年に1回程度でオレンジオイルを使ったしっかり保湿。
これだけでかなり指板が綺麗な状態に保てるし、運指がスムーズになります。
クロスは布巾などの毛があまり付かない布が使いやすいです。要らないTシャツを切ったものを使うのもアリですね。仕上げに用にはこういったクロスのほうが仕上がりがきれいになりますね。
MORRIS ( モーリス ) / CLEANING CLOTH クリーニングクロス
私は汚れ落とし用、指板乾拭き仕上げ用、ボディ用と3つにわけて使用しています。指板で使ったクロスをボディに使ってしまうと油が付いてしまうので、共用しないほうがよいですね。