よもぎゅです。
米津玄師さん、ヒャダインさん。
どちらも人気アーティストであり
ヒットを出すクリエイターでもあります。
若い人にはかなり認知度高めですね。
ドラマやアニメ、アイドルとの楽曲コラボや
PVに超有名人気俳優を使ったり。
そんな2人には共通点があります。
その共通点とはソロアーティストで
楽曲を全て1人で制作出来ること。
なのでプロデュース業も多く手掛けています。
そういう風になったキッカケが
2人とも共通していて面白いんですよ。
どちらもこう思ったそうです。
「バンドってメンドくせー」
そう思ったのは
バンドを組むってことは
相手に説明しなければならないことが
多々あるから。
コード進行、起伏のつけ方
音質、音量の調整など。
そもそも自分がイメージしている音を
紡ぎ出すメンバーを探さなければなりません。
レアな楽器だと探すだけで
かなりの時間がかかりますね。
その上、それらのメンバーから
自分の楽曲に文句つけられたら
自分の楽曲がちゃんと演奏できるように
説明したり説得したり。
自分のアレンジ通りに
演奏してくれない
演奏できないメンバーと
話し合いしたり
モチベーション上げたり。
対立してしまうこともあるでしょう。
そんなことばかりやっていると
「先に進まない」
んです。
米津さんもヒャダインさんも
「自分の音楽を演奏するのって
大変な事なんだな~」
と思ったそうです。
こんな事があって
「じゃ全部自分でやっちゃえば良くね??」
こう考えたそうですよ。
そこからはとても気が楽になって
創作活動に集中して行ったそうです。
で、今に繋がっていったという。
私はアマチュアで
バンドを続けていますが
似たような事はよくありました。
自分の作詞作曲したものについて
意見を言われることは
良い時もあるし悪い時もあります。
他メンバーの意見で
アレンジ変えたら
人気が出た曲もあるし
その逆もあるし。
却下となった曲もあるし(苦)。
私はそんな時には納得しきれない
どうしても自分を通したい時には
何回もメンバーに説明して
とりあえず1回はライブでやるようにしました。
その後はアレンジしたものと
そうでないものを交互にライブで披露して
お客さんの意見聞いたり。
デモを聞いてもらって
「どっちがいい?」
とか。
でもこの時間、確かに面倒です。
「この通りにやってくれよ~」
と思ったことは数知れず…
ただ私の場合、
「バンド」という形態が
やっぱり好きでした。
(今もそうだけど)
自分からは生まれないアレンジとかは
他のメンバーが居てこそだと思うし
他の人間が関わることで
相乗効果が生まれることは
多いと考えています。
ただ、面倒なことは確かに存在します。
米津さんもヒャダインさんも
現在では色んなアーティストとコラボして
創作活動をしたりしています。
その中で気付いたことは
「1人で出来ることはたかが知れてる」
ということ。
2人とも現在はプロで人気もあるため
組む人を自分が選べる
という立場だと思うから
合えば楽しいだろうな~と思います。
バンドって一体感とか
チーム、仲間という
共同体な感覚があって
そういう事も楽しみの一つ
だったりしますしね。
ただ、1人で何でもかんでも考えて
作り上げてきた時間は
大変な財産になっていると思います。
1人だからこそ
各楽器の使い方
アレンジ、各パートの強弱など
全体を俯瞰して見られる能力が
身についたと思いますし。
これがプロデュース力にも
繋がっているのかな~
と考えています。
現在は昔と違って
デジタルでもかなり自然な音が作れるし
ノートパソコン1台で
本当に1人で何でもできます。
それこそオーケストラの音も。
スタジオに入る必要がないくらい。
こんな有利な世の中なので
1人じゃバンドできないって
諦める必要は全くないですね。
1人で色々出来るので
大変かも知れないけど
行動してみれば
道が開く可能性があるのかな
と思います。
米津玄師さんや
ヒャダインさんのように。