バンドの音楽性の違いについて

よもぎゅです。

またまた前回からの続きですが
今回はちょっと趣きを変えて
意見の食い違いから
メンバー交代や脱退が起こるときの話。

お互い人間なので
どうしてもこういうことは起こります。
これは仕方がないことです。

変化を求めるメンバー。
現状維持を好むメンバー。

ライブや日々の練習含め
バンド運営での意見の相違。
リーダー争いなどなど。

決定的な違い・ズレが
生まれてしまったら
どちらかが辞めるなどの話に
なっていくと思います。

よく音楽性の違いっていう理由があります。
これ、プロでもよく聞く話。

解散の理由は?と聞くと

「音楽性の違い」

って理由が多い気がします。

確かにそれも一部分ではあるだろうけど
プロの場合はもっと感情的なものが
あるんじゃないかなんて思います。

例えばお金の問題。
取り分に納得いかないとかね。

あとは女性(男性)問題。
メンバー同士で取り合っちゃったとかね。

メンバーの彼女がウザいくらい
バンドにくっついてくるので
バンド運営に支障をきたしているとか。

くっついて来るだけならまだしも
いつの間にか意見を言うようになってきたとか。

いや~これはウザいw

アマチュアの場合の方が
純粋に音楽性の違いってあると思います。

オリジナル曲でもカバー曲でも
アレンジの仕方などでもめたり。

イントロの入り方や
エンディングをどうするかで
もめたりとか、あるあるです。

ただ、音楽性の違いは
バンドやってく中で
出てきたお互いの変化。

結成からしばらくの間は
メンバーの意見が一致していたけど
だんだん変わってきます。

聴く音楽が増えたり
生活環境の変化や
色々な人との出会いで
主義趣向は変わってきます。

そんな時、対立するのではなく
「一旦受け入れる」
という姿勢を取ると
その後がうまくいきやすいように思います。

例えばアレンジでメンバー2人が対立。

「ここは譲れない!」
「これは音楽性の違いだからどうしようもない!」

で、自分がバンドから離れるか
対立するメンバーが脱退するか…

こんな2択にするのではなく
まずは受け入れる。

具体的には上の例だと
両者のアレンジで
とりあえず演奏してみる。

何度か演奏し続ければ
しっくり来るかも知れないし
相乗効果が出たりして
もっと良いアレンジになるかも知れない。

2人で協力することによって
より良い曲に変化することだってあります。

もちろん収集つかない場合もあります。
そんな時には別の曲をやってみるとかもアリです。

メンバー同士で
自分以外の意見について

「そういう方法もあるね~」

という構えでいると
バンドは長続きします。

特に社会人になってから
バンドを趣味で始めたなんて場合
結構重要だったりします。

好きでバンドや音楽をやっていたら
曲をより良くしよう
もっとカッコよくしよう
という思いから
意見を言っていると思いますしね。

「一旦受け入れる」
という姿勢は持っておくと
良いかなと思います。

それでも意見が合わなければ
仕方ないかも知れませんが

私の経験の中では
互いを受け入れていれば
修復できないところまで
こじれてしまう事は
過去なかったと思います。

それよりも…

「じゃあこうしてみようか?」
「うーん、イマイチ…」

「じゃ、こんな感じでやってみようか?」
「おっ、いい感じ!!」

というように
いい方向に行く事が多かったです。

これは私がやっていたバンドで

「意見が出たらとりあえずやってみよう」

というルール(というか自然にそうなった)
にしていたからかもしれません。

時間がかかる方法かも知れませんが
バンドが長続きする確率は
格段に高くなると思いますよ。

1点注意は上にも書きましたが
「一旦受け入れる」
というのは
「お互いに」
というところが重要なポイントです。

一方だけが受け入れるだけではダメです。
それはただストレスになるだけなので。

たまにとんでもない母性愛を持っていて
ただ受け入れるだけと言う人も中にはいますが
ほぼ無いと考えたほうがいいでしょう。