ずっと気になっていたハイエンドなギターシールドをついに購入してみました。
購入したシールドはモントルーのプレミアムケーブルであるArenaシリーズ。私はアンプ直で自宅使用を目的で「Arena-5LS」を選びました。
5LSというはシールドの長さが5m、プラグがL型/ストレート型になっているという意味です。
私はアンプ側にストレート型、ギター側にL型を挿しています。取り回しがよくて使いやすいんですよね(特にギター側)。
MONTREUX ( モントルー ) / Montreux Premium Cable “Arena-5LS” [2953]
このシールド購入の決め手となったのは
・原音に忠実であること
・ノイズ発生を極限まで抑えていること
・頑丈さ
この製品はモントルー(MONTREUX)となっていますが、ケーブル自体はヴァン・ダム社のもの。ヴァン・ダム社のシールドはロンドンのアビーロード・スタジオ全室で使用されている高品質ケーブルらしいです。
アビーロードと言えばビートルズですね。あまりにも有名なジャケット。レッチリにも似たようなジャケットあったっけな…(素っ裸で卑猥なやつ)。
アビイ・ロード(50周年記念2CDデラックス・エディション)(SHM-CD)
で、肝心なハイエンドギターシールドの音質ですが、確かに音はいいのはわかるのですが、単品だけではどこがどういいのかがわかりません。
そこで今使っている、大体3,000円から3,500円くらいのシールドと聞き比べして見ました。こちらのシールドも決して悪いものではありません。
その結果、別のシールドと比べると一聴しただけで違いがよくわかりました。
こんなに違うもんか…
というのが、まず出た感想。
このArenaシールドは音が外に向かって放射するような抜けのいい広がりのある音です。クリーントーンだとよりそれが感じられますね。
私はかなり好みというか、気持ちいい音質です。
アンプを歪ませてクランチ~オーバードライブにしても抜けの良さは保ちつつ、ジャラっとした音になります。コードを弾いたときの音の分離も良いと思います。
確かにノイズは極小です。というか、無音。アンプに耳を近づけないと聞こえないくらい。これならノイズが気になることは無いですね。
たかがシールドですが、されどシールドです。
買ってみるまでは
「どうせ値段が高いだけで音の違いなんかわからんだろ…」
なんて思っていましたが、実際に体感してみると全く別物ということがわかります。
ただし、普段使っているシールドと聞き比べたほうがいいですね。より違いが明確にわかるから。
ということで、ハイエンドギターシールドは高価だけど、それだけの効果はちゃんと得られるということがわかりました。値段相応の価値はあるんじゃないかな~と思います。
とは言え、音は各個人の好みなので、そこはやっぱり試してみないと仕方ないんだろうな、というところはありますけどね。
好みの音を探すという意味では、アンプやエフェクター同様に機材の選択肢としてシールド選びは結構重要だなと思いました。
ただ、このシールドで1点注意すべきはL側のプラグはテレキャスターには挿せません。
長さが足りんのです…。
まあシールドはLSなのでS側をギターのジャックに挿して、L側をアンプやエフェクターに接続すれば使えることは使えますが、それでは意図したものと違ってしまうので塩梅がよろしくないです。
テレキャスターでL字型シールドを使う場合には以下記事を参考にしてみてください。