普段から交流があるメンバー同士、例えば練習やライブがなくても飲んだり、他の趣味で会ったり、普段からLINEなどでやり取りしていればバンドが自然消滅することってあんまり無いと思います。
ですが、バンドメンバーの繋がりが「音楽のみ」だった場合はどうでしょう?
ライブすることが目的でメンバー同士が集まる機会はライブかスタジオ練習のみというバンドだったら?
こういう場合は自然消滅することもあると思います。というか、コロナ禍のバンドあるあるなんじゃないかな〜と思います。
私が参加しているバンドも2つほど自然消滅しかかっています。
音楽のみの繋がりのバンドって社会人バンドが多い気がしますね。
バンドをやりたい!と一番思っている1人の人間(リーダー、もしくはバンド結成した発起人)とそれに従うメンバーという構図の場合は特にそれが顕著。
こういうバンドはリーダー以外の人間からそろそろライブやろうよ!という発言ってあんまりないです。いつでもきっかけとなる発信はリーダーである場合が90%以上。
社会人バンドってライブやりたい!とか思ってるメンバーは実は全員ではなくて、1人+その他という感じで、その他のほうはただの付き合いだったりする場合がありますしね。
残念ながらバンドって全てのメンバーの熱量が同じってことはすごく少ないと思われます。
1人、もしくは数人のメンバーはライブやりたいけれど、その他のメンバーはあくまでお手伝いしますよ、というスタンス。
バンド結成当初から、メンバーになってもらう時って「お願い!手伝って!」ってのが多いですしね。
だから、こういった構成のバンドの場合は活動しない期間に自然消滅してしまわないように、定期的に連絡を取り合えればベストなんですよね。
例えばライブができるようになった時のために曲作りしたり、誰かの曲をカバー、コピーしておいたり。
一定期間、連絡が途絶えてしまうと「練習とか活動とか面倒くさくなってきた」って事が起こったりします(これは本当によくある)。
リーダー自体が気乗りしなくなって、上記の状態になることもありますしね。
なので、今のバンドメンバーで引き続き活動したいという場合には、メンバーとは何らかの活動をするか、連絡などを取っておいた方が、いざ再活動するって時に思わぬ事態にならないようにできると思います。
現在はリモートセッションなんかもできるので利用すると良いかもしれません。
LP ( ラテンパーカッション ) / LPA1331 ASPIRE NATURAL WIRE CAJON カホン
ドラマーがリモートセッションに参加するのは厳しいかもしれませんが、例えばカホンなどの楽器を使ってアコースティックセッションなんかも可能ですよ。
既存の曲をアコースティックアレンジしてみるのも良いかもしれません。こうするとライブハウスだけでなくライブバーやちょっとした場所でセッションやライブをすることができたりして、表現の幅も広がります。