よもぎゅです。
今回はちょっと切実な話です。
とは言え、よくある事かも知れません。
それはバンドに無職のメンバーがいる時。
これは最初から無職って事は
あまり無いかと。
よほど才能、センスがあって
金の心配は一切要らないから
是非参加して欲しいっていう
メンバーの場合は別です。
10代~20代だと学生、
フリーターって場合もあります。
まぁフリーターは
30代、40代でもいますけど。
バイト辞めたとかで
しばらく次の仕事先を
探している間って無職です。
じゃあその間は
バンド活動は停止するかって言うと
そうもいかない時があります。
ライブの予定が決まってたりすると。
私が参加していたバンドでも
そういうことがありました。
どうしたかと言えば…
その無職のメンバー分の
スタジオ代、ライブ代(ハコ代)、
打ち上げなどの飲み会代は
他のメンバーで均等割にして
支払っていました。
1ヶ月半くらいで
仕事が見つかって
2ヶ月くらいしたら
通常の状態に戻りました。
だけど、
無職の時に払った金を返せ
とは言わなかったです。
1人欠けても
バンドは成り立たない状況だったし
金云々でバンドがポシャるのも
イヤでしたから。
そのメンバーは無職の時には
スタジオ予約とか
ライブブッキングなど
諸所の調整を買って出て
やってくれました。
こっちとしては、
それよりも早く
職を見つけてくれよ、
こっちはいいから…
という状態だったんですが、
本人がそれじゃイカンということで。
でも彼がそういう人間性と
わかっていたので
メンバー全員が
支払いの肩代わりしても
良いよね…って
思えたんだと思います。
これが練習の遅刻常習者とか、
やたら飲み会の代金を
踏み倒す人間だったら
「じゃ仕方ないね、これを機会に辞めてもらおうか」
なんて言うことにも
なっていたかも知れません。
普段の行いってとても大切です。
大切なメンバーであれば
窮地に陥ったときには
手を差し伸べるくらいの
思いやりはあっていいと思います。