ライブでの音作り1

よもぎゅです。

ライブはバンド自体の
楽曲はもちろん
表現力、パフォーマンスは
とても重要です。

で、それをアウトプットするには
その土台となる音作りが
非常に重要になってきます。

基本はステージ上の音、
いわゆる中音の調整が
できていると理想です。

ステージ上で
モニターがフラットな状態で
自分の音と自分がいつも聞いている音が
聞こえればOKです。

例えば自分がギターだとして
自分のギターに加えて
ヴォーカル、ドラム、ベースが
ちゃんと聞こえていればOK。

中でも自分が
特に重要視(ガイド)しているパートが
よく聞こえれば問題ないですね。

私はギターなので、ベースの音は必須。
ドラムが聞こえないってことは無いので
気にするのはベースですね。

ステージ上での中音は
最も音量に制限があるものから
調整して行くと
上手く行く場合が多いです。

なので…
ヴォーカル→ドラム→電気/電子楽器
の順で音量を合わせて行くと
大き過ぎずにまとまります。

よくあるのが、
例えばギターがいきなり音量をデカくして、
その影響で他のメンバーが
自分の音が聞こえにくくなり
自分の楽器の音量を上げる。

その影響で、さらにギターも
自分の音が聞こえにくくなって
また音量上げる…
なんていう悪循環パターン。

これヴォーカルの喉がやられますw

その音量に合わせて
歌わなければならなくなるので。
一番やっちゃいけないパターンですね。

上の方法で全体の音量を調節すれば
やたらギターアンプの音がデカい、
ベースがデカ過ぎなんて言うのも
この方法で避ける事ができます。

ヴォーカル→ドラム→電気/電子楽器

の順で合わせていく。
これが基本系。

調節してもなおかつ、
ピンポイントで音が欲しい場合には
自分の近くのモニターから
音を返してもらうようにします。

ぶっちゃけ、
モニターがあるライブハウス(普通あるけど)なら、
自分の音は自分だけ聞ければ充分です。
あとは必要ならモニターから返してくれるので。

ギターの場合、
真空管アンプ(チューブアンプ)を使うと
ある程度音量を上げないと
チューブっぽい美味しい音が出ないので
アンプを上向きに設置すると
音が分散してうるさくならず、おすすめです。

もしくはアッテネーターという
機材を使うかですね。

ステージ上での中音を
いつでも作れるようになると、
モニターがない場所でライブやるときにも
各楽器の音のバランスが
丁度良い加減で作れるのでオススメ。

最初は慣れないかもしれませんが、
やって行くうちに
感覚がわかるようになってきます。

こうなると路上だろうが、
狭いライブバーだろうが
どこでもバランスが取れた音で
ライブができるようになるので、
メリットは大きいですよ。