どこまでやる?コピーバンドの心意気

よもぎゅです。

コピーバンドをやるバンドは多くいます。
私もいくつかのバンドでやっています。

カバーバンドと言ったり
トリビュートバンドなんて言う
言い方もあるそうです。

一応私なりの定義はこういう感じです。

●コピーバンド
楽曲を楽譜通り(音源通り)に
忠実にコピーするバンド。

●カバーバンド
自分らのカラーを楽曲に取り入れたりして、
アレンジしたりするバンド。
例えば、原曲のテンポを変えたり
原曲はロックだけどジャズっぽくしたり。

●トリビュートバンド
楽曲のみならず、
楽器、機材、衣装、アクション、
仕草などもそっくりそのまま
コピーしてしまうバンド。
海外に多く、実際に商売になったりする。
プロのアーティストの前座でプレイすることもある。

とまぁ、こんな感じです。

一概には言えませんが、
トリビュートバンドは非常にレベルが高いですね。
チケットを買って見に行きたいレベルです。

で、コピーバンドについてですが

どこまで原曲の通りにやる?
というか、できる?

という問題があります。

全員がレベルの高いメンバーなら
全く問題はないです。

ですが、そうでない場合で
どうしてもその楽曲をやりたい時
妥協する必要が出てきます。

まぁ楽しく趣味でやるバンドなら
それでもいいと思うんです。

だけど、アマチュアでも
チケット代を取って
お客さんを呼ぶなら
忠実にコピーする方が
お客さんの受けは良いですね。

例えば自分の好きな曲を
ステージのバンドが演奏していて。

さぁ、ギターソロが来るぞ!

と思って聞き慣れたフレーズが
頭に浮かんで来るんですが
なんとも拙いフレーズに
変換されてしまった時など
ガックリ来るときがあります。

全然原曲と違うソロが来ても
目が点になったりします。

何というか、
曲を丸ごとコピー出来れば
それが理想ですが、

そうでなくても
外して欲しくない箇所、
印象に残るフレーズくらいは
それっぽくはやって欲しいな~と。

お客さんが期待しているところは
ちゃんとやると良いですね。

練習が必要なら練習すれば良いし
少しレベルを落としてやるのもアリです。

まぁ、これはあくまでチケット代取って
お客さんを呼ぶならという話です。

同好会で各バンド集まって
練習の成果を発表とか
学芸会のような集まりでやるなら
それはまた別の話です。

余談になりますが
以前、ビートルズのコピーバンド見てて
ソロでいきなりギタリストが
ライトハンド使ったり
早弾きしたりしたんですよね。
それまでは普通にコピーしていたのに。

ソロになったらここぞとばかりに

「俺の技術を見てくれ!!」

と言わんばかりで弾くまくり。

私はポカーンとしてしまいましたよ。
今、それ要る??
って。

それまではソコソコ上手な
コピーバンドだなぁと思って見ていたのに。

どうせそんなギターにするならば
最初からハードロック系でアレンジするとか
楽曲全体をアレンジする必要がありますよね。

それなら流れとして自然。
聴く人の好みかどうかは別としてね。

お客さんみんながみんなでないけど
結構期待してるんですよ。

自分が馴染んで聞いてきた音と比較してどうか?

ということを。
コピーバンドの場合。