パソコン不要 iOSでレコーディングが完結する環境づくり

今はパソコンが無くてもiOS、つまりiPhoneやiPadとオーディオインターフェースさえあれば、レコーディング環境が作れてしまう時代です。あとは歌を録音するマイクやギターや鍵盤などの楽器があればいいでしょう。

ああ、いい時代!

わざわざデスクに向かわなくてもリビングやキッチン、外出時のホテルなどでもレコーディングができてしまうという機動性の良さ。

手軽さ=持ち歩きも楽、ということを考えればオーディオインターフェースも小型の方が良いです。

ただ、小型だからと言って、機能が制限されるのでは楽しくないし、ストレスが溜まります。そこで、

機能、サイズ、値段がちょうどええ〜

と思うiPhoneやiPadで使用できるオーディオインターフェースを紹介します。

ちょうどええ~と思う値段の基準は15,000円まで。3回の飲み代くらいの値段としています。

私は結構飲んで食べるので1回の飲み代平均が5,000円ほどなので上記の設定にしてみました。

最近はコロナ禍で外で飲めないこともあり、その分、楽器や機材関連にお金がかけられるようになってきました(これはこれで幸せ)。

ではiOSで使えるオーディオインターフェース5選をどうぞ!

iXZ/TASCAM

とにかく安上がりにレコーディング環境を作りたいならコレ。

ギター直入力OK、ファントム電源OK。ギター直入力の場合は電池不要で動作します。コンパクトなので持ち運びも楽。

歌とアコギ1本でちょっとした音源を作成するならこれで十分と言えます。その場合はコンデンサマイクを接続して録音すると雰囲気が出るのでおすすめです。

電源は単三電池2本なのでコンビニでも手に入るお手軽さ。

TASCAM ( タスカム ) / iXZ iPad iPhone iPod touch用オーディオインターフェイス
TASCAM ( タスカム ) / iXZ iPad iPhone iPod touch用オーディオインターフェイス

iRig Stream/IK MULTIMEDIA

ストリーミング配信するならiRig Streamが便利。ループバック機能も備えているのでiPhone、iPadで鳴らしている音源をBGMやバッキングトラックとして録音や配信が可能。

ポケットに入るサイズなので機動性は抜群です。

デバイスのバスパワーで動作するので、電源不要なのが素晴らしいところ。長時間使用する場合には別売りの電源アダプターを使用すればよいでしょう。

持ち歩き前提で使用するなら活躍すること間違いなしです。

IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Stream iPhone/iPad用オーディオインターフェイス
IK MULTIMEDIA ( アイケーマルチメディア ) / iRig Stream iPhone/iPad用オーディオインターフェイス

iTrack Solo/FOCUSRITE

iPadのために作られたと言っても過言ではないオーディオインターフェース。なんせApple社のMade for iPadの認可を受けているほど。なのでiOSとの相性はバッチリです。

Mac/Windowsでも使用できるので、腰を入れて作業する場合にはPCに向かって、それ以外に思いついたら即レコしたり、外出時に録音や配信するならiPadでやるなど、使い分けができるのもいいところです。

入力は2chなのでヴォーカルとギターを別トラックで同時録音ができたります。

機能と価格のバランスもいいですね。

 FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / iTrack Solo オーディオインターフェイス
FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / iTrack Solo オーディオインターフェイス

evo4/AUDIENT

とにかく録音するまでの時間を短くして録音したいならevo4。

なぜなら、入力ゲインをオートで設定してくれるので接続したら歌ったり、楽器を弾いたりするだけで最適な録音セッティングが自動で完了できるスマートゲインモードがあるから。

この機能がすごく素敵。

録音するまでって各楽器や声の録音レベルを合わせたりするのがとても面倒だったりします。

思いついたものを録音しようと思っても、セッティングなんかをしていると、せっかく思いついたメロディやフレーズをすっかり忘れてしまった…なんていうのはよくあること。

スマートゲインモードを使えば上記のような悲しいアクシデントは避けられます。

とにかく録音までの面倒なセッティングはしたくないって方に特におすすめ

evo4に任せれば全て自動でやってくれます。

ループバック機能もっているので、レコーディングと同時にストリーミング配信が行えたりします。

説明書を見なくても、なんとなくわかるところもポイント高いですね。

 AUDIENT ( オーディエント ) / evo4
AUDIENT ( オーディエント ) / evo4

UR22mkII/STEINBERG

2イン2アウト、24bit/192kHz入出力の基本性能に加えループバック機能も搭載。PC向けのCubase AI、iPad向けのCubasis LEが付属。MIDIインターフェースも付いています。

PCでもiPadでも使えて、とりあえずこれがあれば一通りのことはできてしまうのが便利

紹介したオーディオインターフェースの中では一番高価ではあるけれど、それだけの価値はあります(といっても、他と比べればかなり安いけど)。

個人的には大本命。

初めてオーディオインターフェースを買おうとしているけれど、どれ買ったらよいかわからない…

とか

ある程度、長い期間にわたって録音や配信などをやる覚悟がある…

という場合には買い替えなくてよいのでおすすめです。やりたいことが増えて、機能が足りなくなると必然的に上位機種が必要になったりしますから。

 STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII オーディオインターフェイス 24bit/192kHz
STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII オーディオインターフェイス 24bit/192kHz

まとめ

いくつかのiOSで使用できるお手軽にレコーディングや配信ができるオーディオインターフェースを紹介しました。

オーディオインターフェースはそれこそ数えきれないほどありますので、どれを選ぶか迷います。高価なものは高機能ですが、価格も高いです。

また、機能を使いきれなかったり、操作が複雑だったりということもあります。高機能機種を買ったはいいけれど、意外と使う機能は決まっていて、ほとんどの機能を使わなかったりとか、よくあります。

基本は自分のやりたいことができるオーディオインターフェースを選べばよいと思います。

iXZは操作がとても簡単で直感的なので、細かいことはどーでもいーから、早く音源作ったり配信したりをやってみたいという場合にはアリですね。

個人的にはevo4UR22MKⅡあたりがおすすめですかね。iOSでもWindowsやMacでも使えてある程度の機能は備えているので、買い替えをする必要はないと思いますから。

ここで紹介したものは、複雑な操作などがないので、買ったその日からレコーディングや配信ができると思いますよ。ヴォーカルやギターならケーブル接続すればすぐにレコーディングできます。

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